インドネシアに行ってまいりました。~遺跡めぐり編~

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社員旅行でインドネシアと言いますか、バリ島に行ってまいりました。
数ヶ月前に、「社員旅行はどこに行きたいのよ?」アンケートがありまして、私は迷わずこう書いたのですよ、

「上海」と。

そしたらですね、「近い!」・「一人で週末に行け!」などなどご意見を頂きまして。

多数決で、雨季の「バリ島」に決定。

・・・・・・あぁ、バリ島で何しようかなぁ。雨降らないと良いなぁ。
などと考えながら、オプショナルツアーカタログを眺めていると・・・。


b0031524_20521193.jpg「ボロブドゥール・プランバナン世界遺産めぐり」というものが。

こんなスゴイところあるの!?と、大興奮。
(全く知りませんでした・・・お恥ずかしい)

¥35,000位かかっちゃったり、4:30出発で23:30到着(ホテル)とかいう結構な過密スケジュールも何のその。即決。
(これら遺跡はジャワ島にあるので、朝っぱらから飛行機で移動なのです)


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そして冒頭からの写真がボロブドゥール遺跡です。
ボロブドゥールは、8世紀後半から9世紀中頃にかけて建造されたと言われている仏教遺跡です。
上方から見ると正方形に近い形で、一辺が120mくらいあります。
ピラミッドの様に段になっており、回廊を一周しては上の段へ上がるという感じですが、中に部屋があったりする訳ではなく、丘の上に石を積んで建てられています。


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そして壁面には、仏教に由来する様々なお話が浮き彫りにされています。
ちなみにこちらの写真は、「分別善悪応報経」というものらしいですが、ガイドさんによると「ダメな人たちのダメっぷりを表してるのね~」とのこと。


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そして、それらの浮き彫りを見ながら上の段へと進みます。
俗界から色界、無色界へと、どんどん悟りの境地へと進んで行くようなものだそうです。

そうそう、書き忘れていましたがこのボロブドゥール、19世紀に発見されるまで火山灰の下に1,000年くらい埋まっていたんだそうです。
もともと地盤がそんなに丈夫じゃなかったので、雨の浸水なんかもあって石の重みに耐えられなかったというのと、火山の噴火で火山灰に埋まってしまったというダブルパンチだったんですね。


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しかも、イスラム教やヒンズー教との勢力関係などもあって、長く人々の記憶から消えていたんです。
ガイドさんの話によると、地元では「近付いちゃいけないコワイ場所」みたいな言われ方もしていたみたいですよ。


しかしまあ、崩れて埋もれていたものをここまで復元したってのも、人類の英知ですよね。


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汗だくになりながら上ってくると、いよいよ円壇に辿りつきます。
ベルの様な形のものは「ストゥーパ」と言われ、中にはそれぞれ仏陀が安置されています。


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開いているとこんなこんな感じですね。
そして真中の中心塔の中には何もありません。
つまり、欲望も肉体もない「無色界」を表しているそうです。


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振り返るとこんな感じ。
1,100年前の人々も、こうやって振り返って下界を見たのでしょうか。

なお、このボロブドゥール、建てられた目的は未だもってはっきりしていないのだそうです。
寺院とも墓とも造りが異なるそうで、巡礼地やモニュメント的な意味合いがあったのではないかなんて言われています。
それはそれでロマンですね。


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そして、ボロブドゥールを離れてこちらはムンドゥット寺院。
かつては、このムンドゥット寺院からパウォン寺院、ボロブドゥールへと参道が続いていたらしいです。
巡礼みたいな感じだったんでしょうか。


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中には釈迦如来が安置されています。日本のそれとはまた違った趣ですね。
ちなみにここではおじさんが外からレフ板で光を送ってくれています。
なので、この様な写真が撮れる訳ですね~。ありがとう、おじさん!
(チップ・・・・・・いるんだったのかな??)


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その傍らには大きな菩提樹が。


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その下では子供たちが遊んでいました。
ぶらさがってみたり、子供に退屈はないんだろうなぁ・・・。


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でもって、こちらはプランバナン遺跡。
こちらはヒンズー教の寺院で、ボロブドゥールよりも100年くらい後に建造されたと言われています。
仏教建築とはまた違った造型に圧倒されます。


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しかし、先の地震により中に入ることはできなくなってしまいました。


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てっぺんの方がだいぶ危ういですね・・・。
これは近付けないですな・・・。


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自然災害ばかりはどうにも・・・。


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そうこうしているうちに日も傾いてまいりました。
確かにハードな観光でしたが、ホント行って良かった・・・。
完全に修復が終わったら、もう一度訪れてみたいなぁ。


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そして帰りの飛行機まで時間があったので、影絵の楽しめる中華料理屋で夕飯を。
今回のツアー、ガイドはスナールさん、運転手はゴンドゥさんという人だったのですが、日本語もペラペラで、説明も非常に詳しい上に面白くて大満足。
「お代はこちらが持つんで(と言っても一人¥1,000くらい)、是非ともスナールさんとゴンドゥさんも一緒に夕飯食べましょう」と誘って、同席。
それがまた影絵の説明をしてくれたり、舞台装置の説明を面白おかしくしてくれて、大笑い。
(結局仕事させちゃってたのかもしれませんが・・・)

もう一度行くとしたら、ガイドはまたスナールさんにお願いしたいくらい。
ホント良いツアーでした。

<終り>



・・・・・・と、終われないのがボロブドゥール。
ボロブドゥールは「物売り」でも有名な所らしく、スナールさんも「相手にするとドンドン寄ってくるから気を付けて下さいね」って言ってたんすよね。

・・・でも、私・・・「ストゥーパ」の置物だけはどーしても欲しかったんす。

で・・・・・・、

b0031524_0574117.jpgこうなりやした(笑)。

いやもうホントすごい。
何か悪い事して記者にもみくちゃにされてるみたいでした。

でもね、私、閉口するとか腹が立つとかそういう感情にはならんかったですよ。
確かにものスゴ~くしつこいし、売り方も無茶苦茶なんだけど・・・、

すごい一生懸命ですよ。

今の日本人、いや私自身こんなに一生懸命やってるかなって。
ちょっと感動すら覚えたってのが正直な所です。

まあ、スナールさんは「こんなに買う人も珍しい」って言ってましたけど(笑)。


という訳で今、名古屋に遊びにくると、もれなく画面左下の「ボロブドゥール ボールペン」を差し上げます!

さあ、春です。名古屋へ!マウンテンへ!ボロブドゥールボールペン ゲットだぜっ!

<おかしなオチになりましたな・・・>
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by xida | 2007-02-07 21:04 | 雑感


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